ゆびをうごかすには
ロサンゼルス在住のピアニスト、リコ先生の
指ヨガ
右手指を動かすのがちょっと嫌いな彼とやってみました。
乳児期の怪我が原因で
治ってからも
怪我した方の手指を動かすことに苦手意識があるようです。
彼は、観察力が高く、頭脳明晰。
物事を筋道をたて、そして言葉にすることが得意です。
ピアノを始めた1番の目的は指のリハビリでしたが、今では、ピアノを弾くことがとても好き。
お家では、練習中できないと悔し涙を流し、上手に弾けるとその様子をビデオレターしてくれます❤️
私からのお返事ビデオに、先生だー❤️と喜んでくれるジェントルマンな彼です。
彼は、持ち前の、観察力と頭脳明晰と負けず嫌いのお陰で、
どんどん上達していくけれど、それ故に、動かしたくない方の指の動きに差を感じるようになっていました。
まるで、動かしにくいとブロックがかかってるよう。
リコ先生の
目で見るんじゃなくて、脳で伝達する💡
目で見て、思考するから、動きが阻害される💡
脳と身体、神経のコネクト!これです。
初めて1週間も経たないうちに、
嘘みたいに自然な動きをとれるようになりました。
今までコツコツやってきた、ゆびたいそうのおかげもありますが、それを表面化したのは指ヨガです。
初指ヨガに誘った時、嫌そう顔をして、できない時は顔が引き攣ってましたが、
今日はできないと、目を瞑る😊(大事なポイントです)
そして、楽しそうにチャレンジしてる✨
彼に限らず、小さい子が指を一本ずつ動かすのは至難の技です。
指を動かす前の下準備、色々やってみましたが、これです!!
ちなみに、指ヨガを中高生にやってみました。
結果、一般的に賢いと言われてるお子さん、すごいスピードで楽々できます。(私は高学歴信者ではありませんが、子どもはみんな賢いので、できるだけ見聞を広めて豊かな人生にとは思っています。そのために勉強も大事。その子に合った教育や能力の引き出し方は必要だと思っている派です。)
脳の神経の伝達って大事なんだなぁと感じました。
話はそれますが、
こうやって、生徒が辛そうにしてることの解決にお手伝いできた時が喜びです。
先生と言われるからには、「指導力を磨きたい」と悩み望み続けたけど、指導力にこだわったのは、上手な子を育てたいじゃなく、役に立ちたかったから。
私の喜びが、「生徒の役に立てること」でよかったと思う今日この頃です。