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2021-11-03

コンクールに挑戦です

今日はブルグミュラーコンクールの三重県予選の日でした。

当教室からは4人のお子さんがチャレンジしました。

どの方も本当に努力を重ねこの日を迎えました。

いつも思いますが、舞台では、自分が練習したことを出し切って、気持ちよく演奏してきてほしいと願っています。

今回挑戦した生徒たちはそれぞれ、大きな飛躍が見られました。

その中のお一人、年長さんのH君は、教本の曲を気持ちの赴くまま、まだ弾いた事のない音やリズムでも何曲も何曲も弾いてきてくれます。

お母様は環境設定をしていただいてるようですが、無理に教え込む様な感じはなく、お子様の弾きたい気持ちに寄り添った的確なアドバイスをしてくださり、そののおかげで、「あっ!このリズムは(リズム叩きの時の)タタやな!!」と閃いて練習しているそうです。

今回の挑戦では、音楽のの表現に合わせて手指の使い方を変えることを頑張りました。

それだけ頑張りやさんのH君ですが、幼児さんにとって音はあってるのに、こんなふうな音にするよ!と何度も弾き方の練習をするのは大変だったと思います。

お母様曰く、一人で数時間練習してたこともおありで、次の予定のために練習を止めたともおっしゃっていました。

そしてお母様と私が1番感じたのは「確実に取り組み方が変わった」ということ。

他の子もそうですが、コンクールの狙いは取り組みと、その後だと思っています。
もちろんせっかく頑張るだから、賞状がいただける方がうれしいですよね。
しかし、音楽は相対評価です。
音符や休符の長さ、リズムや音の正確さは必要ですが、審査の先生の好みや、他の出場者のレベルによって結果は左右します。

でも、結果はどうであれ、その子の頑張りはその子の力になります。
そして、頑張っている人たちと一緒に舞台に乗ることで、お子様自ら頑張りたい!上手になりたい!という気持ちになられます。まさにヤル気スイッチオン!!です。
みんなひとまわりもふたまわりも成長されました。

今回の挑戦も、とても良い経験になったと側で見ている私にはうつりました。

ありがとうございました😊

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