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2017-10-27

ピアノの演奏の完成度を上げる秘策①

いよいよピアノの発表会当日まで 10日をきりましたが、お子様の様子はいかがでしょうか?
お子様の演奏を聴いて、
♬「大丈夫かっ??全然アカンッ🙅 」と、お感じになる方は、今一番辛いのはお子様ご自身です。ガミガミ、イライラはぐっと我慢していただいて、とにかくお子さんがピアノに向かえる環境や、心のサポートをお願いいたします。

♬弾けているけど なんだか ぽわぁ〜んとしてるように聴こえる。

♬なんか心もとない、心配だ。

と言う場合は、日々の練習のゴールを いつもより少し大変にしてみましょう。

そんな時の 私のおすすめする練習法は、

①自分の演奏を録音し 聴く こと。

②ノーミスを目指す。

の2つです。

今回は①自分の演奏を録音して 聴く練習について お話ししたいと思います。

練習に録音を取り入れることは 結構浸透していて上達の手助けになっている様子で、とっても嬉しいですが、今回はもう一手間 「聴く」をおすすめしたいと思います。

実は 撮ることよりも、撮ったものを聴くことが、大事なんです。

録音練習では、撮られることで、「緊張」を体験することと、「聴く」ことで 自分がどんな風に演奏しているのかを「知る」ことができます。

自分の演奏を聴くって 勉強で言うと復習であったり、答え合わせした後 間違ったところをやり直すようなもの、、、億劫なんですよね。

生徒の立場からすると、どれだけ 教える側の私たちが アドバイスしても、自分が納得しないと アドバイスを「取り入れること」や 間違いを「直す」ことは、取り組みにくいものです。
また、仮に直せたとしても、自分が重要だと思ってないので すぐに忘れてしまう事が 多くみられます。

しかし、生徒さん自身の年齢が低くても、また、経験数が少なくても、聴いた音楽を評価する「美意識」は備わっています。

自分の演奏を聴いて、「音やリズムの間違い」「テンポの揺れ」そして、「強弱や記号を守れているか?」「自分の演奏が上手と思えるか?」チェックしましょう。

録音練習で 自分の演奏を聴く事で目指すのは、最終的にはご自身の理想と現実の開きを よーくチェックする事です。

そうして自分の演奏を 生徒さんご自身が「なんかおかしい」「こうやって弾こう」と思って下されば、レベルアップ間違いなし!!です。

演奏を理想に近づける、という目標を持つ事で、強弱や 楽譜には書ききれない音楽の抑揚やニュアンス、または 音楽の記号も 守れるようになります。
生徒さんご自身の「美意識」を 刺激する事で、生徒さん自身が「こうしたい!!」と 願い 練習する!ご自分が目標を持つことが練習を楽しく、演奏を豊かにするのではないかな?と思います。

 

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