弾きたい!!その②
生徒ちゃんが気にいる曲 = 聴き映えする曲 すなわち ビックリするほど難しい曲を「弾きたい!!」と選ぶ事も多く、その場合は 発表会の意味、「前の発表会からの 成長を披露する場。」 どうしても弾きたいからといって 自分のレベルを無視した曲を闇雲に弾く会ではない という事や 自分がどんな風に演奏したいか?について話し合います。
それを聞いた生徒ちゃん達の意見は
✋押し切る派
「難しい曲弾いて すごいって言われたい」
「グチャグチャは嫌やけど、強弱や 速さは楽譜どうりにできやんでもどーしても弾きたい」
✋我に返る派
「聴いてくれた人に 上手って言ってもらいたいし 、私がこの曲をいいなって思ったように思って欲しい。」
「CDや先生が弾いたみたいに弾きたい」
の2つに分かれます。
(褒めて欲しい気持ちは 共通ですね٩( ᐛ )و)
さて 皆さんは ✋押し切る派✋我に返る派 どちらに一票ですか?
ピアノの先生としての立場では 生徒ちゃんの状態、性格にもよりますが、✋我に返る派に一票です。
なので 押し切る派の生徒ちゃんには、私の考え 音楽は 伝えるものだと言うことを 再度 お話しします。
演奏するとということは、作曲家が何を表現したいのか、楽譜から いろんな情報を読み取ったり 弾いてみて感じた事を 聴き手に伝えることが大事だと思うからです。
ピアノはただ間違わずに弾くだけなら、 根性で弾けてしまいます。(相当の根性要しますから それはそれでスゴイのですよ)
例えるなら、結婚式で ピアノを弾いた事のない新郎が 新婦のために こっそり練習して披露するサプライズのような感じ。
これは素晴らしい愛情表現だと思うのですが、残念ながら「音楽を伝える」ことを 練習している生徒ちゃんの目指すところではありません(>_<)
、、、が、、、それでも弾きたい という生徒ちゃんには 弾くだけでいっぱいいっぱいになっても、音楽を表現しようという気持ちは どこか片隅でもいいので持って(理解して)いて欲しいということはしっかりお話しします。
そして、絶対にやり遂げる事を約束して 一致団結(2人ですけどね) 発表会目指して頑張ります。
弾きたい!!その③へつづく