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2017-06-18

弾きたい!!その②

生徒ちゃんが気にいる曲 = 聴き映えする曲 すなわち ビックリするほど難しい曲を「弾きたい!!」と選ぶ事も多く、その場合は 発表会の意味、「前の発表会からの 成長を披露する場。」 どうしても弾きたいからといって 自分のレベルを無視した曲を闇雲に弾く会ではない という事や 自分がどんな風に演奏したいか?について話し合います。

それを聞いた生徒ちゃん達の意見は

✋押し切る派

「難しい曲弾いて すごいって言われたい」

「グチャグチャは嫌やけど、強弱や 速さは楽譜どうりにできやんでもどーしても弾きたい」

✋我に返る派

「聴いてくれた人に 上手って言ってもらいたいし 、私がこの曲をいいなって思ったように思って欲しい。」

「CDや先生が弾いたみたいに弾きたい」

の2つに分かれます。

(褒めて欲しい気持ちは 共通ですね٩( ᐛ )و)

 

さて 皆さんは ✋押し切る派✋我に返る派 どちらに一票ですか?

ピアノの先生としての立場では 生徒ちゃんの状態、性格にもよりますが、✋我に返る派に一票です。

なので 押し切る派の生徒ちゃんには、私の考え  音楽は 伝えるものだと言うことを 再度  お話しします。

演奏するとということは、作曲家が何を表現したいのか、楽譜から いろんな情報を読み取ったり 弾いてみて感じた事を 聴き手に伝えることが大事だと思うからです。

ピアノはただ間違わずに弾くだけなら、 根性で弾けてしまいます。(相当の根性要しますから それはそれでスゴイのですよ)

例えるなら、結婚式で ピアノを弾いた事のない新郎が 新婦のために こっそり練習して披露するサプライズのような感じ。

これは素晴らしい愛情表現だと思うのですが、残念ながら「音楽を伝える」ことを 練習している生徒ちゃんの目指すところではありません(>_<)

 

、、、が、、、それでも弾きたい という生徒ちゃんには 弾くだけでいっぱいいっぱいになっても、音楽を表現しようという気持ちは どこか片隅でもいいので持って(理解して)いて欲しいということはしっかりお話しします。

そして、絶対にやり遂げる事を約束して 一致団結(2人ですけどね) 発表会目指して頑張ります。

弾きたい!!その③へつづく

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